こじらせ女子の末路

非倫理的社会不適合者です。

飽きられる女というものについて考えてみた。

「すぐ彼女に飽きちゃうんだよな〜なんでだと思う?」と知人のバカ男が聞いてきました。私自身も少し思うところがあったので考えてみることにしました。

 

まず”飽きる”ということはなぜ起こるのか?
wired.jp

人間の脳は新しい情報を強く欲するようにできているようです。特にすでに知っている「古い事実」を更新し「新しい事実」にすることに関して、快感が伴うつくりになっているようであります。よって古い情報のみのものに関しては興味がなくなり、”飽きる”といった現象が起こるのだそうです。人間そのものの元からの脳のつくりであるということですね。

 

では、飽きられる女とはいったい?

matome.naver.jp

多数のサイトを見た結果、だいたい同じことが書いてあり、飽きられる女のその特徴としてこのようなことがあげられています。

・趣味がない

・従順すぎる

・見た目の雰囲気がずっと変わらない

・好きアピールが多すぎる

・話題の引き出しが少ない

このような女性はたくさんいると思うんですがね、記事を書いた人たちからするといわゆる「つまんない女」とでも言いたいのでしょうか。この趣味がなく雰囲気が変わらず、話題の引き出しが少ないという点に関しては、前述した「脳が新しい情報を求めている」のに「古い情報しか提供できていない」ことになり、結果”飽きられる”ということにつながるわけです。従順すぎるということも、返事が「YES」のみであるということであれば「変化がない」ということになり”飽きられる”一因となるのでしょう。

 私個人の話になりますが、私もいわゆる”飽きられる女”であったといえます。上記の5点は5点ともバッチリ当てはまっていました。運動音痴でなおかつ体を動かすことが嫌いなためスポーツなどはしない、趣味といえるような熱中できるものがない。年上の方とばかりお付き合いしていたせいかあまり反論はしないでいましたね。見た目…これに関しては私の服装が好きではないとよく言われていました。いわゆる量産型スナイデル系女子ですね。好きアピールは忠犬ハチ公と言っていいくらい犬のように尻尾を振ってました。話題の引き出しについては…若く経験自体がそもそも多くないということや、無趣味であることから話題性は乏しかったかもしれません。趣味=彼氏といった感じでしょうか。

そんなつまらない女であった私は一定の期間が過ぎると、飽きられていたのだと思います。あと彼氏が好きすぎてもれなく鬱陶しくなってくるという。そして大概むこうから別れを切り出されていました。特に当時の「好きアピールが多すぎる」というのは本当に良くなかった行為だと思いますね。相手に「どうせこいつは離れていかないだろう」と思わせ、図に乗った行動をとらせがちになります。

 

 じゃあ、飽きられない女ってどんなの?
mdpr.jp

・完全に手に入ったと思わせない

・話題が尽きない

・尽くしすぎない

・恋だけに生きてない

・いつまでも変化を忘れない

過去の純粋一途だった頃の私がこの5項目を見て言っています。

「それって相手のこと好きじゃないよね…」

「この”完全に手に入ったと思わせない”なんて、どうすればいいのよ!?」

クズ代表である現在の私の答えはこうです…常に複数人とお付き合い、またはそれに近い行為をすれば良いのです。自然と彼は疑心暗鬼になって追いかけてくるでしょう。ふふふふふふふふ。好きな男がいても他の男とたまには寝ておけってことですね。まーバレないようにですが。

あと、飽きさせないために自分をバージョンアップし、絶えず新しい情報をアウトプットするってどーなのよ。かなり疲れると思いません?私はなぜだか30歳を過ぎてなお趣味が増え続けていますが…(時間とお金の使い方が上手くなったからかしら)むしろそこまでしてつなぎとめたい男性ってどんなだよ!!!そんな男いないわ!

なんてだんだん荒ぶってきたのでこの件に関してはここまで。飽きられない女って最高にモテるかもしれませんが、多分相当のクズですよ。あとそんな女性は結婚には不向きだといえるのも間違いないでしょう。
 

彼氏と男友達の違いについて。

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よく、過去の恋愛に関する記事で「男はフォルダ保存、女は上書き保存」なんていうのを目にします。

私は一応生物学的にメスに分類されるのですが、、、過去の恋愛に対しては“フォルダ保存型と上書き保存型の総合型”であるのだと思います。好きになる理由がだいたい“顔”であるため、性格がいくら悪かろうとお金がいくら無かろうと関係なく好きであった私は、別れた現在も顔さえ変化がなければ好きな気持ちが戻ってくるわけです。過去のフォルダからひっぱりだし、連絡をとったり会ったりすることもしばしば。

で、す、が!困ったことに男性のお顔の劣化は著しい、、、。特にご結婚されてから会ったりすると、ぶくぶくに太って醜くなっていらっしゃる方が多く、げんなり。萎えてセックスせずに帰ります。ここでやっと「こいつはブス!会う価値なし」と上書き保存されます。

そして話しは変わりますが…

私は男友達(真面目な話をする相手、たまに哲学的な話もし合う仲)と彼氏(セックスの対象)が全く別モノの人間です。男友達はとても人間的にステキな方たちばかりなのだけれど、いかんせん容姿が醜い。なのでセックスの対象にはならないんです。本当は深い話もできて性の対象にもなる方とお付き合いをする、というのが相応しいのだろうけど、そんな見た目も中身も素晴らしい人間と付き合えるほど私自身の見た目がいいわけではないし、教養も浅いレベルで自慢できるものではありません。なので、話相手とセックス相手は別になっちゃうんですよね。寄ってくる人間を見ると「自分のレベルがそれまでである」ということをありありと自覚させられます。自覚はあっても生理的にムリなものはムリなわけで、、、性の対象を顔でしか受け入れれない私は諦めて、話のできない顔だけ男と寝ることを選ぶわけです。

結婚相手?中身も見た目も選んでませんよ。金銭面がそこそこあり、いかに奴隷的に私の言うことを聞くか、この部分に特化したスペックをもつ人間を選びました。

先日友人に「旦那のチンコ何センチ?」と聞かれたため「元気なときで7センチ」と答えると「え〜〜〜よくそんなので満足できるね!我慢できない!」と言われてしました。普通のご家庭は「旦那=セックス対象」ですものね。そもそも私はセックスの対象として選んでないわけで(そもそも顔がムリな件)、セックスは別の相手とすればいいと思っているので全く問題がないのですが…。(法律的には問題がありますがね。)

顔も良くて話も合う、かつチンコも満足できてお金ももってる!人が私を選んでくれるなんて到底思えません。そんなパーフェクト人間が私を選んだ時点で、視覚機関か脳の系統に欠陥があるのでは?と疑いますね。まぁ、そんな人間に出会ったことなんてないんだけども。

精神的成長は必要か?という件について

このところ天気が悪くて“外出したくない病”にかかっている私は、小難しい哲学者にでもなった気になって考えごとばかりしています。

30代もそこそこになり、自分は果たして20代の頃よりも精神的に成長しているのか?と、ふと考えました。そもそも「どういった変化が精神的に成熟しているといえるのか?」についてですが、Google大先生に聞いたところ

『人間として“成熟している”というのは、たとえば相手が間違ったことを言ったりやったりしても、それを早急に咎(とが)めたりしないことができる、ということです。

まず何よりも相手に気持ちや意見を聞くことができる。つまり、相手の「時間」を作ってあげることができる。そういう対応ができることが「人として成熟している」と言えます。』

他には

『一つの例を出すと、グレーゾーンの容認という部分もあります。精神疾患者の多くや、幼稚な人は、判断基準が良いか悪いかの二択しか存在しないケースが多いです。成熟するにつれ、グレーなー部分が増えてきます。』


だそうです。自分にとって都合のいい意見しか取り入れてないじゃないか!と言われればそれまでなのですが、とりあえず精神的成熟とは「相手をありのまま受容(できるかどうかは別にして)しようとする態度をもつこと」「良いか悪いかの二択ではなくグレーゾーンを容認できる価値観を持つこと」であるとします。

この観点から考察すると、私は精神的に成熟できている方だといえるでしょう。この2つの考え方については20歳の頃は全く1ミリも持っていませんでした。なぜならそれまでの私は「自分は“正義”であり、正しいことだけをやってきた」と自負していたからです。あの頃の私は“悪”は全てが悪いもので、そうでない“正しい”自分は素晴らしいと信じていました。

若いから汚いものを見たり汚いことをせず生きてこれた結果でしょう。自分を綺麗な存在だと信じており、それはそれで幸せだったのかなとも思います。今考えるととっても浅はかな考え方なんですが。

年齢を重ねるにつれ、人生を綺麗に生きることを諦めたり自暴自棄になり人を傷つけてみたりを繰り返し、自分が綺麗な“正しい”存在だと思わなくなったところで、ようやく「他人をゆるす」ということができるようになってきました。

本題の精神的成長の必要性についてですが、精神的に成熟してない方は沢山います。私の親も然り。このまま成熟せずに生きていても良いんじゃないか?と思うところですが、精神的成熟を伴っていないとどうなるか?

まず、精神的未成熟な親に育てられた私はとても辛い想いをして大人になりました。そして自分自身も「正しい」ことのみを正しいとする考えのもと生きることとなり、他者を許せず、受容することもできず、20代後半までとても精神的に不安定な人生を送っていました。他者を許せないためトラブルが多かったですね。

私のことはほんの一例に過ぎませんが、精神的に成長しないととにかく生きるのが辛いです。そして親であるならば、子どもにとって悪影響であるといえます。会社ならば同僚や上司、部下との付き合い方が上手くいかないこともでてくるかもしれません。人は“社会”というものの中で生きています。その中では人と関わることが“絶対”であるため、他者をゆるすという精神的成熟が大切だと言えるでしょう。

と、色々考え「精神的成熟は必要である」という結論に至った次第です。思い過ごしかもしれませんが、少しは自分も成長しているのだと思いたいものです。



喜ばざるべき妊娠。

重い話になります。聞き流してください。

このブログに書かせてもらっていた友人である脳内お花畑女子が彼氏と別れたのですが、、、最悪なことに妊娠していることが判明しました。

たぶん中絶するだろうと思います。別れてるし。親の反対を押し切り1人で育てようなんて選択をとるのは想像つきません。

中絶するくらいなら子どもができるような行為をするなとおっしゃる方々はいると思いますが、人間はそこまで理性的な生き物ではないようです。

また男性側はそのリスクを顧みず、いくぶん軽率な方々ばかりな気がします。女性も然り。

という私も若い頃に一度中絶経験があります。今考えると産んでも良かったな、と思います。ですが自分がまだ19歳であったことと、相手の収入が不安定かつ浮気症であったことが理由で結婚に踏み切れず中絶を選んだというものでした。

子宮口を無理やり開ける薬を入れられるのですが、吐き気がヤバイ。

その頃は実家住みでトイレで嘔吐しまくり静かに泣く私に、何も聞かずに水を持ってきて心配そうにしている弟。あのとき弟がいてくれて良かったと今でも思います。人になんでも言っていいと思っており、家族間でもあらゆる文句だだ流しな弟ですが、私の繊細な部分には決して入ってこず、気づかないフリをしてただ見守ってくれる優しい子です。

私の場合は相手の男性に「結婚して産んでほしい」と言われていたことが救いでしょうか。あのときのことは忘れずに今でも連絡をたまにくれ、心配してくれています。もう10年以上昔のことなのに、、、。

今回の件は別れた後の発覚。幸い週数はまだいってなくて良かった。
“授かった命を粗末にしてはいけない!!!私産む!”ってまでキラキラ女子なわけではない彼女。バカなことしてるのは本人が1番わかってると思うし、私も経験したことだから辛さもわかる。けど30半ばでメンヘラ拗らせてる女子が今から中絶することを考えると、ダメージがハンパない、、、!!!

メンヘラもっと拗れるだろうな。
こじれてももう文句言わないよ私。

これで「産む!!!」とか言いだしたら「ブラボーーーーーーーーーーー!!!!!」って拍手して抱きしめてあげますね。(相手はお金持ちの起業家なので金銭面は安泰なんです。もし男がポシャっても彼女も1人で子ども育てていける経済能力はあるので、産むって選択肢もあるんです)

ですが—未婚の母—これを彼女自身が許さないでしょう。

世間体を気にして、自分のカラダとココロを傷つけてる彼女。まぁ避妊せずSEXしたお前のせいだって言われたら身もふたもないんですがね。

久しぶりの身もふたもないお話でした。


「もう好きな人と結婚なんて無理だ、、、!!!」

こじらせ朗報!!!過去に私が“好きでもない男性と結婚した”ことを報告した際に、「戸籍売ったね!!!(軽蔑の目)」と叫んだ友人が、こちら側(好きでもない男と結婚する側)に転じようとしています。


私は諦めが早かった方だと言っていいでしょう。私は自分の男選びが抜群に悪いことを20代半ばで悟ります。自分の容姿がそれほど優れてるわけではないし(良く言っても上の下、芸能人と並ぶとゴミ屑です。)、学歴もない(女は学歴より顔面偏差値だとは思いますが)、1人で生きていく自信もない(今は歳とったせいかこの自信はあります)、妥協ってかもう誰でもいいから今すぐ結婚してやる!!!となったわけです。

彼女は30を数年過ぎた今、ようやくそのスタート地点に立とうとしている、、、今までは「好きじゃない人と毎日よく一緒にいれるね!」と上から言ってた人から、

「もう好きな人と結婚なんて無理だ、、、!!!」

とのセリフがようやく聞けることになるとは。ここからです、ここからが勝負よ!まだ30代、そこそこ寄ってくる男性はいます。彼女もけっこうモテる方だし。好きじゃない人とセックス?本人は秘密にしているようですが、お金がそこそこある方となら寝れることが陰で発覚したので問題ないでしょう。

そんな彼女の現状を知った母親からの痛烈なLINEの内容
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「あなたが好きな人としか結婚しない!ってあんまり言い張るもんだから、、、あなたはそんなに容姿も最高じゃないし年齢も若くないけど、何かの不思議なパワーがあって、あなたの言う“大好きになれる素敵な男性”を連れてくるのだろうと少しは期待していたけれど、、、もうホント無理だよね。」

おかっっっっおがぁざんっっっ、、、うグッッッッ(嗚咽)。涙が止まりません。心臓をえぐられるようなお言葉、、、。

この冷静な母から、なぜ脳内お花畑な彼女ができあがったのかもの凄〜〜く興味深いので、今後も観察していきたいと思います。


好きな人と結婚できなかった人は幸せか?

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好きな人と結婚できなかった人は幸せか?という問いに対して、好きでもない男と結婚した私が答えましょう。


よく言われる言葉が「好きでもない男とよく寝れるわね」なんですが、、、好きでもない人と結婚するには、好きでもない男とSEXできる女でなければなりません。私はそこそこ顏がマシで口説いてくれてて、かつ自分に酒がベロンベロンに入った状態なら、わりと誰とでも寝れます。

ヤリマンか?と言われるとヤリマンなのかもしれないし、そうでもないかもしれない。受けつけない男に誘われた場合は酔ってて記憶がなくとも全力で拒否して帰ってきてる模様です。

「付き合ってる人としかSEXしない=一途」という考えの方もいますが、意外と付き合ってる方が沢山いらしたり、付き合ってる彼氏が週替わりで変わっていたりと、、、それはどーなんでしょう?と首をひねりたくなる話もあります。

そんなヤリマン談義は置いといて、好きでもない男と結婚した私は幸せか?と聞かれると、「幸せです」と答えます。

他人の金で生活ができている。この上なく楽しい。衣食住に関わる全てを相手の負担でまかない、私は優雅に働きもせず読書にふけったり遊びにいったりしています。楽しい。はははははは。

そのかわり“好きな人と幸せに暮らす幸福感”はゼロです。(まだ好きな人と結婚したことがないので、その満足感がいつまで続くものなのかは体験したことがないから何も言えませんが、、、)しかし“好きな人が側にいる”という幸福感はないものの、“好きな人に振り回されない”という安定感はあります。

世でいう1番ベストなのは“私の大好きな人”が“私と結婚してくれる(養ってくれる)”でしょう。私の場合は“私のことが好き過ぎる全く好きでない人”が“結婚してくれた”です。

相手に衣食住を依存しきっている現在ですが、好きな人でないため協力して働く気がないというか、、、働く必要のない収入がある相手を選んだというか、、、

はっきり言って私は『好きな人との恋愛の上での結婚を夢見て一生結婚できない女』になる危険性を回避し、とりあえずただ“結婚”がしたかっただけなんです。結婚したいなと思った当時、好きな人はいないけども、ただただ“結婚”がしたかったという、、、

周りにいる私と結婚したいと叫ぶ男性の中から、『収入』『私のワガママをいかに聞き入れるか』『学歴』『年齢』などを統合して考えぬいた結果、現在の旦那が選ばれました。ATM日本代表入りの瞬間です。

そして結婚した現在、それなりに自分のしたいことができており充実してます。旦那は「ぜんぶ君のしたいようにすればいい(でないと君すぐ離婚だーーー!って泣き叫ぶから)」という浮気まで容認されるという降伏っぷり。旦那の中では嫌度が、離婚>浮気のようで、離婚されるくらいなら浮気容認しちゃうそうです。それくらい自由すぎるマイライフ。

ちょっと世間では信じられない夫婦関係なんですが、「好きな人と結婚できなかった人は幸せか?」という問いに対しては「幸せです」と答えることができます。

旦那は“(全く自分のことを好きじゃない)好きな人と結婚できた人”であるので、幸せかどうか一度聞いてみたいんですが、、、

「幸せ」って聞くのが怖いんでやめときます。



老年期の他人の家庭事情に聞き耳をたててみた件。

今日はご近所のランチをやってるイタリアン&喫茶店にお邪魔したのです。


私の入ったすぐ後に、80代前半の男性2人組が私の斜め後方に着席。2人とも日替わりランチを注文、なんだか常連さんなご様子。80歳すぎて男2人でイタリアンでランチなんて洒落てるな〜なんて思ってたんですが、2人のお話の内容が興味深いもので、、、

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男性A「俺の友人のSさんいるじゃないか…Sの奥さんは今介護施設に入ってるんらしーんだが、どーもそこの居心地がとても良いらしくてな?施設から家に戻りたくないと言ってるみたいなんだ」

男性A「そこでSは言ったらしい『俺の飯や洗濯なんかの世話は誰がするんだ!』ってな」

男性B「今は飯は弁当を配達してくれるサービスがあるし洗濯くらい自分でしろよ」

男性A「ちょっと俺の話を聞け!問題はそこじゃない。Sの奥さんなんて言ったと思う?『他の女の方を呼んでやってもらったらいいじゃない』だと」

男性B「、、、なんでSの奥さんはそんなことを。マトモな考えではないな」

男性A「Sは今まで囲ってる女がいたんだよ。だから確かにやってくれる女はいるみたいなんだ」

男性B「俺らじゃ考えらんないな。こんな80過ぎの金も何もない男に誰が介護のために一緒になってくれるんだよ」

男性A「誰もおらんだろーな」

男性B「この歳で離婚か」

男性A「いや、離婚にはならんだろう。奥さんの了解を得た上で女を家に上がらせるんだから。奥さんは施設から家に帰らないと言ってるわけだし」

男性B「それにしてもフツーじゃない考え方だ。子どもたちは何と言ってるんだ」

男性A「長男は『勝手にしろ』、次男はSに怒ってるようだ」

男性B「怒るのは当然だろうな」

男性A「だけど家に帰ることを放棄してるのはSの奥さんの方だぜ?」

男性B「それにしても家に奥さん以外の女を入れるべきじゃないだろ。自分の世話くらい自分でしろ」

男性A「Sは今後あと数年で死ぬかもしれないのに、その生活をさみしく独りで送るのか?ってことを言ってるんだよ」

男性B「奥さんが帰らないんだから独りなのは仕方ないだろう」

男性A「Sの奥さんが他の女を入れることに賛成しててもか?」

男性B「俺には理解ができないな。全くマトモでない考え方だから」



といった調子で会話は終了。男性2人組は早々と席を立たれました。

この男性B、80年以上きっと浮気なんてしたことがない方なんでしょうね。自分の真っ当な人生が正しいと信じる意見の通しっぷり。それとこのお二方はご自分達に奥さん以外の女を囲うような魅力がないとおっしゃっていましたが、枯れ専の私としては魅力的でしたよ?笑

80歳を過ぎても家庭問題というか、色恋沙汰はあるんだなぁとしみじみ。きっとSさんの奥さんは他の女の存在を知りながらも我慢して80すぎまで連れ添ったところで我慢の限界がきたのでしょう。

自分のことを大切にしてくれなかったどーでもいい男の老後の面倒をみるくらいなら、1人で衣食住の楽な施設で暮らすほうがマシだと。

体力もないだろうし離婚はされないのが正解だと思いますよ。財産分与とか今さら面倒だし体力けずるだけですからね。

などとS奥さんの心境の想像と妄想をくり広げながら、私も日替わりランチをもぐもぐ美味しく頂きましたとさ。

ご近所のランチめぐりは以外と楽しいものですね。