こじらせ女子の末路

非倫理的社会不適合者です。

【ドラマ】カルテット3話を観て想うこと。

ここにきて、いきなりドラマの話。
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「カルテット」話題になってますね。第1話から謎が多い4人だな〜〜という感じだったのですが、今回の第3話ですずめちゃん(満島ひかり)の生い立ちが語られています。
 
親とすずめの関係。
 
いわゆる“毒親”であるすずめの父親。毒親であり、親以前に人間的にどこか欠落してる父親。そして父とは20年以上音信不通であったという。
そして、「すずめの父親が死ぬから会いにこい」と無理やり会わせようとするすずめの従兄弟。
 
“会いにいってやれ”、そして“許してやれ”という正論をこのドラマでもやっちゃうのかなと思ってたそんなとき
 
すずめの父親の危篤の連絡を受け、駆けつけた真紀さん(松たか子)との蕎麦屋でのシーン。初めは「病院行こう」の一点張りだった真紀さんが…
 
すずめは父の人間的にクズな行いをしてきていること、許すことのできない存在であることをポツリポツリとつぶやく。死ぬからといって今さら会いたいと言う自分勝手な父。会って「許されたい」のか?
 
すずめ
「怒られるかな…ダメかな
家族だから行かなきゃダメかな
行かなきゃ…」
 
真紀さん
すずめちゃん、軽井沢帰ろう

病院行かなくていいよ
カツ丼食べたら軽井沢帰ろう
いいよいいよ
みんなのとこに帰ろう」

と、許さなくていいと言い手を握る。
 
というのがメインなお話の回だったのですが…
 
毒親ね、世間にウヨウヨいますね。そして私の親も同じく毒親です。
 
わかりやすい暴力やネグレクトはなかったけれど、ワガママ理不尽やつあたり被害妄想…(具体的に書くと長くなりすぎるのでまた違う機会に書きたいと思います。)
 
ゆえのクズ人間の出来上がりです。
 
辛くて許せなくてどうしようもないときは、逃げてもいいんだよとドラマではいってます。
 
私は世間の正論ふりかざすチームの人間から、クズ人間!と罵倒されても不思議でない行いをしています。し、たまにそんな正論人間に出会うと、容赦ない目に遭わせられます。
毒親から逃げて逃げて、それでも逃げ方すら下手くそだから、足が絡んで動けなくなって、世間から良くないと言われ、自分の行いを悔やみ、それでも自制できない自分を憎み、自分はどうして普通に生きれないんだと。
 
そんな私を「あなたは大丈夫」って言ってくれる子がいます。
「世間の誰があなたを批判しようが、私や私の周りはあなたを守る。私が守らせるから。」
 
とても。心強く。
 
 
 
 
ドラマでの真紀さんの「帰ろう」という言葉もですが、逃げても受け入れてくれる場所があるというのはとてもありがたいことです。
 
“大人はひみつをまもる”
 
私を「守る」って言ってくれた子もカルテット大好きなみたいです。来週も楽しみ。