ゲロを浴びた話。
三連休いかがお過ごしでしたでしょうか?私は自分の好きな歌手のイベントがあり、そのイベント参加券をゲットするために始発で店舗に向かい、ひたすら並んで無事に参加券を手にすることができました。
イベントを終え、ファンで仲の良い子たちとディナーを食べ、感想を語りながらルンルンな気持ちでの帰宅…と電車に乗ったところ、何やら不穏なカップルが隣に。
男「ううぅぅ、吐きそう。(手にビニール袋所持)」
女「(男の背中をさすりながら)大丈夫???」
男の隣に位置していた私は、やべぇなーてか背中さすったりなんかしたら余計出るだろ!やめろ!と女の行動にイライラしながらもチラチラ観察していました。吐かれたら逃げなきゃいけないから。
まだ21時過ぎたところで飲み過ぎにしては早い時間だなぁと…お酒弱いのにムリしたのかな?若そうだしな〜なんて思ってたら
男「お前なんで平気なの?」
女「やーなんか酔い覚めてきた的な?」
という会話。あきらかに余裕の表情の女。
その10秒後、
女「え、う、なんか…きもち…わる…あ、う、ウオッ!
オホエバァァァァァァァァァァァァアアアア!!!!」
ビシャアアアアアアアアア!!!(勢いよく前方に飛び出す酸性の液体)
男女
/液\
私 体
という構図でいたため、その液体(チラホラ固形物も見える)は私の左半身にぶっかかることに。女が吐くと思っていなかったとはいえ反応できなかった自分にげんなりしながらも、女の方を見ると嘔吐物まみれの顔をしているにもかかわらず自身が吐いてることを理解していないようで…
お気に入りの服を着ていたわけではないため特に苛立ちは感じず、リュックからタオルを取りだし、女にとりあえず顔を拭くように伝える私。タオルなんて捨ててくれと思って手渡したんですが「ありがとうございます」ってゲロつきタオル、ちゃっかりしっかり返却されました。
ビシャアアアアアアアアア!!!の瞬間、「ヒィィィッッ」って身を守りまくってた優先席に座っていた女2人組(若者)」タオルをだした私の後に「こ…これ使ってください」ってポケットティッシュを2つ渡し…
ゲロ女は床にブチまけたさっきまで胃袋におさめていたはずの液体をティッシュでふきふき。ゲロ女の隣で吐きそうにしてた男は「(え〜〜お前が吐くんかーい!)⁈⁈⁈」という表情ではじめ固まっていたのですが、ティッシュ手渡された後はキョドりながらも女と一緒にふきふき。一気に酔い覚めて良かったね。床の嘔吐物をあらかた拭きおわり(窓とかにもかかってた)ゲロ子は逃げるように電車を降りていきました…。
降りぎわに
女「かかってませんでしたか?ほんとタオルありがとうございました(涙目)」
私「大丈夫ですよ(かかってるけどね)」
なんてやり取りを。
私は返却されたゲロつきタオルで自分の服についた固形物をとり(液体は染みこんでしまったので)、手にゲロタオルを握りしめたまま帰宅しました。
ゲロなんかで怒る私ではないんですが…
お酒の弱い方は飲み方ももちろん気をつけてもらいたいのだけど、
気持ち悪い時は電車に乗るな!!!
吐きそうなら即降りろ!!!
ゲロは人にかけてはいけないいいいい!!!
というアクシデントつきの楽しい三連休を過ごした私でした。
人生でゲロまみれになったのは初めての体験だったなあ…(感慨深い)。