こじらせ女子の末路

非倫理的社会不適合者です。

好きな人の子どもを自分以外の女が産んだ話。

昨今…少子化、妊活、高齢出産などの話題がとりざたされていますが、女性が子供を産むということに対しての考え方や社会の取り組みが著しく変化していっているように思えます。
女が子どもを産むか産まないかという選択にかんしていえば、個人の自由と言っていいでしょう。
ですが、女というものは好きな男がおり、子どもが欲しいならば”その好きな男の子どもを産みたい”と思うのが自然なのではないでしょうか。

「好きな男の子どもを産む」

当たり前のことのように思えますが、これがなかなか当たり前にいかないのです。お見合い結婚で親の決めた相手と結婚するという時代ではないにもかかわらず。

私事ではありますが、以前お付き合いをしていた男性で、お互いに結婚を考えていた相手がいました。まあクズ男だったのですが、そんなクズとの結婚を夢見ていた私でした。
男のくせに(セクハラ発言失礼します)情緒不安定な男で、別れたくないのに「別れよう」発言を繰り返すかまってちゃんでした。
ある頃、彼が別れる別れると騒いでいたのが急に大人しくなり、様子が変だなと思っていたら

「子供が生まれた」

とのこと。寝耳に水でした。なんのことか全く理解できませんでした。
話を聞くと、セックスフレンドがおり、その相手が妊娠してしまったと。堕ろしてほしいと頼んだが、相手が全く聞く耳を持たないまま妊娠を継続し、ついに産まれてしまったとのことでした。

私がその時感じたものはただただ

「恨めしい」

この感情でした。
その彼とはこの事件の直後ではありませんがお別れし、この恨めしいという感情は薄れていきました。ですがその後、”好きな男の子どもを産めなかった自分”というものにだいぶん悩まされました。セフレ女さんは結婚はせずとも堕ろせと言われようとも、好きな男の子どもを産むことができた。それはとても羨ましいことでした。その勇気も称賛しますが。
そんな男の子どもが欲しいだなんて頭がおかしいと思う方は沢山いらっしゃると思いますが、現実にその男の子どもを欲しいと思った女が私を合わせて3人(彼はバツイチ子持ち)もいたということになります。
そしてその中で産むことができなかった女は私のみ。

このことがきっかけで「好きな人の子どもを産みたい」といった気持ちがとても強くなりました。

別の記事で書いていますが私は夫と好きで結婚したわけではありません。そんな私ですが現在は子どもがいます。そして私は好きな人の子どもを産んでいます。

あーこいつ拗らせすぎて頭おかしくなっちゃってるなーと思われたり、この人理解できない…異星人かな?と思ってる方…あなた方はきわめて正常です。

正常でない私と一緒にいたいと言い続ける夫もちょっと頭がどうにかなっているため、
「僕の子かどうかなんて関係ないんだよ。君の子である限り可愛いに違いないんだから」
なんて言って娘を溺愛しています。まぁ娘は幸いなことに私にソックリです。

最近かけこみ結婚していった友人たちは好きではない相手と結婚したようですが、彼女たちはとにかく“子どもが欲しい”ため、その相手との子どもを作ろうと頑張っている模様です。好きじゃないので子作りが苦痛だとぼやいてますが…。
年齢が出産適齢期も限界に近づいてくると、好きだの好きじゃないのだのは問題にはならない!ということでした。